南方資源利用技術研究会の沿革と入会のご案内
南方資源利用技術研究会
会長 屋 宏典
南方資源利用技術研究会は、「熱帯・亜熱帯地域における資源を有効に利用する技術の発達を図る」ことを目的に昭和56(1981)年12月に琉球大学内に設立され、今日に至っています。この間35年に亘って、國府田佳弘、当山清善、森川豊、安田正昭、照屋輝一、秋永孝義、佐渡山恵一,伊良部忠男,金城一彦,金城正吉 歴代会長の御指導のもとに、熱帯・亜熱帯の生物資源をはじめ、海洋資源、鉱物資源、自然エネルギー等の利用技術を中心とする研究発表や特別講演など多彩な活動が展開し、沖縄の地理的、資源的特性に立脚した我が国における南方資源利用技術の拠点として、技術の集積、交流の促進、人材の育成等々と重要な役割を果たしてまいりました。
本会は名誉会員、一般会員、特別会員で構成され、平成29年5月現在、各々5名、75名、7団体までに発展いたしました。また、沖縄県以外の参加者も多く、会員は多種分野の領域の方から成り立っているという特徴があります。
21世紀を迎え、時代の要請は地域環境の保全、人類の福祉・健康、資源の再生・循環、クリーンエネルギーへの転換等と、まさに南方資源利用技術研究会の目指してきた方向へ大きくシフトし、本会の果たすべき役割はますます重要になってきております。特に、少子・高齢化社会の進展に伴う国民の健康志向を背景に、国や県からは産業振興の中軸として、長寿の地域特性を活かした“健康と癒し・保養”をテーマとする健康関連産業やウエルネスツーリズムに大きな期待が寄せられています。したがって、本研究会活動が些少なりとも会員各位をはじめ多くの方々のお役に立ち、沖縄における健康産業の発展に資することが出来ますれば幸いであります。
最後になりましたが、本研究会の益々の発展のために本研究会活動をご理解した上でご賛同いただける企業、一般会員を募集しております。会員は本会の発行する研究会誌等の印刷物の配布を受けるほか、本会の関係する各種行事に参加するとともに研究会誌への投稿・研究発表会での講演ができます。会員の種別及び年会費は別紙の通りです。
入会ご希望の方は以下の所定用紙にご記入いただき事務局までご送付下さい。